Manufacturing process

製造工程

洗米・浸漬のイメージ画像

1.洗米・浸漬

全量限定吸水:白米を10~15㎏単位で計量し、3分間隔で洗米・浸漬を行っております。酒米品種、精米歩合、枯らし日数、水温等、毎日のデータに基づいて白米の吸水率を目標値に合わせております。この吸水率が酒質の設計図となります。
吸水後から蒸しまでの白米は非常に割れやすいので、赤子を抱きかかえるようにとりわけ丁寧に扱っております。

お米を蒸しているイメージ画像

2.蒸し

蒸すことにより、お米のデンプン(βデンプン)を麹の酵素作用を受けやすい形のαデンプンにかえる白米のα化が行えます。脂肪分の揮散やタンパク質の変性を行う為、米の表面全面に蒸気が抜けきってから50分間の蒸しを厳守致しております。

麹造りのイメージ画像

3.糀造り

麹造りは酒造りの行程の中で香りと味を左右する重要な作業です。品温・室温・湿度・蒸米の手ざわりや状ぼう・香り・味など、体の五感をすべてセンサーとして集中させ、ほぼ24時間体制で気力・体力の勝負となります。獅子の里では味に幅を出したいので、ややハゼを廻し、ふっくらとしていて、さばけの良い乾いた麹に仕上げております。

酒母を仕込んでいるイメージ画像

4.酒母造り

酒母はすべて速醸酒母です。ここでは発酵の主役である酵母を拡大培養し、新鮮な酵母を純粋にかつ多量に育成します。酒母を仕込む際には蒸米をつぶさぬ様に、手でかくはん(手あんま)を行い糖化を進める為、仕込み当日3回の手あんまを行っております。酵母の特徴を十分に引き出し、本仕込での発酵が健全になる様に力強い酵母を育てております。

仕込んだモロミを櫂でかき回しているイメージ画像

5.本仕込

仕込みは添・(踊)・仲・留の三段仕込みですが、商品アイテムによっては、純米酒であっても4段仕込みを行う場合もあります。仕込んでしまえば、モロミの品温管理ですが、いかに低温で健全発酵ができるかが勝負です。

完熟させたモロミの上槽を行なっているイメージ画像

6.上槽

仕込みから上槽まで約30日前後の日数がかかります。ほぼ成分として仕上がったとしても、慌てず2~3日品温を下げて、モロミを完熟させてから搾り(上槽)を行います。
上槽は袋づりと連続自動圧搾機(ヤブタ)を併用しております。搾ったお酒を口に含めば、「苦労したかいがあったなぁ」と疲れがどこかにふき飛んでくれます。

酒種に応じたろ過処理のイメージ画像

7.ろ過

袋づりで搾ったお酒は、おり引きのみで、ろ過処理を施さない無ろ過となります。連続自動圧搾機(ヤブタ)で搾ったお酒は、酒質に応じて必要最低限のろ過をやさしく行っております。

ビン詰め作業中のイメージ画像

8.壜詰め→火入れ→急冷

ろ過後、生の状態でビン詰めを行います。ビン詰めされたまま火入れを行い、酒の温度をなるべく速く65℃まで上昇させて酵素を失活させます。その後、すぐに水流で20℃以下に急冷することにより、生に近い火入れが可能となっております。遅くとも上槽後1ヶ月以内にはこの作業を終了させる様努力しております。

低温で貯蔵しているイメージ画像

9.貯蔵

清酒の風味は時とともに休みなく変化しております。酒質によって、飲み頃の時期が違ってくるため、出荷まで調和のとれた味になるよう、低温で貯蔵致しております。

Our products

製品紹介

一口含んで「獅子の里」と気づいていただける個性と、飲み続けたくなる穏やかな酒質を求めて、自然体の日本の醸造酒を醸しております。
お料理の味わいという音符♪を引き立てて、メロディーを奏でられるような食中酒を目指しております。

Private brand

松浦酒造のお酒

獅子の里は全量・全アイテム、純米仕込みです。
【純米大吟醸】山田錦40%精米/愛山50%精米
【純米吟醸】旬/鮮/酒を食べてゐる
【純米酒】超辛純米/獅子の里
【季節限定酒】無垢/絆/オリゼー/秋あがり超辛純米

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Lees

酒粕

自然の恵みと微生物達が醸す産物。美容と健康に良いと云われる成分が200種類以上含まれております。
お料理の隠し味にご利用下さい。

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Gift set

ギフト商品

酒米の特徴を引き出した、それぞれのお酒をお楽しみ頂けます。
ご希望の組み合わせにもご対応させていただきます。

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